WordPressセキュリティ対策の基本と具体策!初心者でもできる設定方法

ミニナレ編集部

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  • 公開日

    2026.07.31

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WordPressセキュリティ対策の基本と具体策!初心者でもできる設定方法

WordPressのセキュリティ対策に不安を感じていませんか。自社のサイトが攻撃を受けないか心配しているウェブ担当者に向けて、必須の対策手順を解説します。

 

この記事では、不正アクセスや改ざんを防ぐための具体的な設定方法を紹介します。読み終わると、専門知識がなくてもサイトの安全性を高めるための第一歩を踏み出せるようになります。

目次

    WordPressにセキュリティ対策が不可欠な理由

    「WordPressでサイトを作ったけれど、特別なセキュリティ対策はしていない」という方は多いのではないでしょうか。実は、そのままの状態で放置することは大きなリスクを伴います。なぜ対策が必要なのか、その理由を詳しく解説します。

    被害の種類発生する主な問題点
    サイト改ざん意図しないコンテンツへの書き換えや悪意あるサイトへの誘導が起こります。
    不正アクセス管理者権限が奪われ、サイトを自由に操作されてしまいます。
    情報漏えい顧客データや個人情報が第三者に渡り、信用の失墜につながります。

    なぜWordPressはサイバー攻撃の標的にされやすいのか

    WordPressで構築されたサイトが攻撃者の標的にされやすい理由は、世界中で非常に多くの人が利用しているからです。利用者が多いシステムを狙えば、一度に多くのサイトを攻撃できるため、悪意のある人々にとって効率が良いという背景があります。さらに、WordPressは誰でも中身のプログラムを確認できるオープンソースという形式をとっています。誰でも開発に参加できる素晴らしい仕組みである反面、システムの弱点である脆弱性が発見されやすい一面もあります。

    悪意のあるハッカーたちは、その公開されたプログラムのソースコードを隅々まで研究し、攻撃の糸口を探しています。そのため、公式から弱点を修正するプログラムが配布される前に、その隙を突いたゼロデイ攻撃と呼ばれる手法が実行される危険性が常に存在します。安全にサイトを運営するためには、初期状態のまま放置せず、自ら防御力を高める設定を行うことが必要です。

    サイト改ざんや情報漏えいにつながる脆弱性被害の実態

    WordPressを含むCMSを狙った攻撃は、現実に被害を生んでいます。警察庁の「ウェブサイト改ざん対策」ページでは、窃取したアカウント情報による不正アクセスやソフトウェアの脆弱性の悪用が主な手口として挙げられ、CMSの脆弱性を突いた侵入も多数確認されていると公表しました。

    相談事例には、管理画面にアクセスできなくなったケースや、ECサイトから個人情報が外部に流出したケースも含まれています。こうした被害が実際に起きているからこそ、WordPressでも日常的なセキュリティ対策が不可欠といえるでしょう。

    出典:ウェブサイト改ざん対策|警視庁Webサイト

    初心者でもすぐできるWordPressセキュリティ対策6選

    ここからは、専門的な知識がない方でもすぐに実践できる具体的な対策方法を紹介します。まずは基本となる設定を見直すだけで、リスクを大幅に下げることができます

    対策項目期待できる主な効果
    パスワード変更総当たり攻撃による不正ログインを防ぎます。
    最新版への更新既知の脆弱性を塞ぎ、安全性を保ちます。
    不要なプラグイン削除攻撃の入り口となるリスクを減らします。
    ログインURL変更管理画面への不正なアクセス経路を隠します。
    二要素認証の導入パスワードが漏れた場合でも不正ログインを防ぐ強力な備えとなります。
    ユーザー権限の適切な割り当て権限を最小限に絞り、乗っ取り時の被害範囲を抑えます。

    予測されにくい強固なパスワードへの変更

    最初に確認するべきポイントは、管理画面へログインするためのパスワードの強度です。WordPressを立ち上げた際、覚えやすいからといって短い単語や推測されやすい生年月日などを設定していないでしょうか。

    悪意のある攻撃者は、特殊なツールを使用して辞書にある単語を自動で入力し続ける総当たり攻撃を仕掛けてきます。このような攻撃を防ぐためには、大文字と小文字、さらに数字や記号を組み合わせた20文字以上の長いパスワードを設定することが効果的です。

    また、他のインターネットサービスで使用しているパスワードを使い回すと、どこかのサービスで情報が流出した際にWordPressの管理画面まで突破される危険性があります。少し手間に感じるかもしれませんが、パスワード管理アプリなどの専用ツールを導入して、複雑な文字列を安全に保管する仕組みを整えてみてください。

    WordPress本体とテーマ・プラグインの最新版への更新

    システムを常に最新の状態に保つことも、基本的ながら非常に有効な対策の一つです。WordPressの開発チームや各プラグインの制作者は、脆弱性が発見されると速やかに修正版を公開してくれます。しかし、アップデートの通知を無視して古いバージョンのまま放置していると、すでに公開されている弱点をそのまま放置することになります。定期的に管理画面にログインし、更新のお知らせが届いている場合は速やかにアップデート作業を行ってください。

    ただし、大幅なアップデートの際にはサイトの表示が崩れるなどの不具合が起きることもあるため、事前にバックアップを取ってから実行するとより安心です。

    不要なテーマとプラグインの完全削除

    サイト内で使用していないテーマやプラグインは、無効化するだけでなく完全に削除することをおすすめします。多くの方が「いつか使うかもしれないから」「設定を消すのがもったいないから」と無効化した状態で残していますが、サーバー上にファイルが存在する限り、そこにある脆弱性を狙って攻撃されるリスクが残ります。特に、何年も更新が止まっている古いプラグインは、セキュリティの穴が放置されている可能性が高く、攻撃リスクが大きいといえます。

    本当にサイトの運営に必要なものだけを厳選し、使わなくなったものは思い切って削除することで、攻撃者が入り込む隙を減らすことができます。定期的にインストールされている項目を見直し、整理整頓を心がけることが大切です。

    管理画面のログインURLの変更

    WordPressの初期設定では、ログイン画面にアクセスするためのURLが一般的な形式になっています。そのため、攻撃者はあなたのサイトのドメインの後ろに特定の文字列を付け足すだけで、簡単にログイン画面を見つけることができてしまいます。ログイン画面の場所が知られていると、いつでもパスワード破りの攻撃を受けやすい状態になります。このログイン画面のURLを独自の文字列に変更することで、悪意のある第三者がログイン画面そのものにたどり着くことを防げます。セキュリティプラグインを使用すれば、専門的な知識がなくても安全なURLへ手軽に変更することが可能です。

    不正ログインを防ぐ二要素認証(2FA)の導入

    パスワードの入力に加えて、スマートフォンなどに送られる一時的な確認コードを入力してログインする仕組みを二要素認証と呼びます。この機能を導入することで、万が一パスワードが第三者に知られてしまった場合でも、手元に設定したスマートフォンがなければログインを完了させることができません。銀行のオンラインサービスなどでも採用されている強力な防犯対策であり、WordPressでもプラグインを使うことで簡単に導入できるのが魅力です。セキュリティのレベルを大きく引き上げることができるため、ぜひ取り入れていただきたい設定です。

    適切なユーザー権限の割り当て

    WordPressでは、サイトの管理者を頂点として、編集者や投稿者など複数の権限をユーザーごとに設定する機能が備わっています。複数人でサイトを運営している場合、すべてのスタッフに管理者権限を与えてしまうと、誤った操作で重要な設定が変更されるリスクが高まります。また、万が一アカウントが乗っ取られた際の被害がサイト全体に及ぶ恐れがあるため注意が必要です。記事を執筆するだけのスタッフには投稿者権限を付与するなど、業務内容に応じた最小限の権限を割り当てることが大切です。誰がどの権限を持っているのかを定期的に見直し、不要なアカウントは速やかに削除するようにしてください。

    サーバー環境で見直すべきセキュリティ設定

    WordPress側の設定だけでなく、土台となるサーバー環境のセキュリティを高めることも重要です。契約しているレンタルサーバーの管理画面から見直せる重要な設定を解説します。

    サーバー設定項目役割とメリット
    WAFの有効化 ウェブアプリケーションへの不正な攻撃通信を自動で遮断します。
    PHPバージョンの更新 サポートが有効な環境を利用することで、安全と速度を両立します。
    バックアップの取得 万が一データが破壊された際に、サイトを元の状態に復旧できます。

    WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の有効化

    サーバー側で提供されているセキュリティ機能であるWAFを有効にすることで、不正な通信を自動的に検知してブロックすることができます。一般的なファイアウォールでは防ぎきれない、ウェブサイトのシステムに対する直接的な攻撃を防御するための仕組みです。

    現在の多くのレンタルサーバーでは、コントロールパネルと呼ばれる管理画面のボタン一つで簡単に有効化できるようになっています。専門的な知識がなくても強力な防御壁を築くことができますが、WAFの判定が厳しすぎるとWordPressの正常な記事更新やデザイン変更までブロックされることがある点には注意が必要です。もし設定を保存する際にエラー画面が表示された場合は、一時的にWAFの設定を無効にするなどの対応を取って運用してください。

    最新のPHPバージョンへのアップデート

    WordPressを動かしている基礎となるプログラム言語であるPHPのバージョンも、セキュリティに大きく関わってきます。古いバージョンのPHPは公式のセキュリティサポートが終了しており、新たな脆弱性が見つかっても修正プログラムが提供されません。サーバーの管理画面から、WordPressが推奨している最新のバージョンに変更することで、安全性を高めることができます。さらに、新しいバージョンのPHPは処理速度も改善されているため、サイトの表示速度が向上するという嬉しいメリットも得られます。

    万が一に備えた定期的なバックアップの取得

    どれだけ強固な対策を行っても、インターネットの世界で完全にリスクをなくすことはできません。万が一、サイトが改ざんされたり重要なデータが消えたりした際に、すぐ元の状態に戻せるよう定期的にバックアップを取っておくことが非常に重要です。サーバー会社が提供している自動バックアップ機能を利用するか、WordPress専用のバックアッププラグインを使って、安全な場所にデータを保管する運用を心がけてください。いざという時に慌てないための保険として、早い段階で設定を完了させておくことが肝心です。

    対策のポイントを振り返り、今日から実践しよう

    この記事の要点をまとめます。

    この章のまとめ

    • 推測されにくいパスワードを設定し、二要素認証を導入して不正アクセスを防ぐこと。
    • WordPress本体やテーマ、プラグインを常に最新の状態に保つこと。
    • 不要なプラグインは削除し、ログインURLを変更して攻撃の入り口を減らすこと。
    • サーバー側のWAFを有効化し、定期的なバックアップを取得すること。

    安全なサイト運営を続けるために、今日からできる対策を一つずつ実践してみてください。

    WordPressのセキュリティ対策について、「自社だけで万全な対応を進められるか不安」とお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    株式会社シスコムでは、Webサイトの制作から公開後の運用・保守まで幅広いサポートを提供しており、サイトに関するお見積もりやご相談も受け付けています。セキュリティ対策を含むWebサイト運用にお悩みの方は、ぜひ下記ページからお気軽にお問い合わせください。

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